えっ、これも全部レプリカ?17年間作り続けたランボルギーニ・カウンタックやトヨタMR2ベースのフェラーリ、映画ワイスピ仕様のGT-R R35のレプリカなども見ていこう
まだまだ存在する世界のスーパーカー/スポーツカーのレプリカモデルを見ていこう
前回のブログにて、世界に多数存在するレプリカモデルたちをご紹介しましたが、非常に多くの方々から好評いただきまして、今回は第二弾を公開してきたいと思います。
以前はランボルギーニをメインとしたレプリカモデル達をご紹介してきましたが、今回はフェラーリやベントレー、ロールスロイスといった、スーパーカー/スポーツカー/ラグジュアリーカーのレプリカモデル達もチェック。
一体どのようなレプリカモデルが存在するのか?早速チェックしていきましょう。
①:フェラーリ288GTO(中身はトヨタMR2)
まずはフェラーリが1984年~1986年にかけて製造した超希少な288GTOのレプリカモデル。
本物であれば時価3億円に到達する究極の一台ですが、ベースとなっているモデルはトヨタMR2とのことで、パワートレインはV8エンジンではなく、排気量3.0L V型6気筒自然吸気エンジンを搭載。
見た目からしてかなり完成度の高いレプリカモデルですが、元々海外中古車サイトにて約500万円程で販売されていたそうで、288GTOのレプリカといえど全く売れなかったそうです。
リヤビューもかなり頑張ったようにも見られ、丸形テールランプを採用してくる辺り、これを作成した元オーナーも相当な288GTO好きだったのではないかと思います。
②:フェラーリ360スパイダー(中身はトヨタMR2)
続いてはフェラーリ360スパイダーのレプリカモデルを見ていきましょう。
これもまた完成度が非常に高く、フロントから見た時のデザインは360スパイダーそのもの。
シルバーの色味からヘッドライトデザイン、バンパー形状、そしてアルミホイールデザインも全く抜かりないですね。
ちなみにこのモデル、ベースはトヨタMR2なのですが、初めて見る方のほとんどはレプリカモデルと気付かないそうです。
マフラーは両サイド2本出しと細部に渡って上手く再現され、「これって本当にレプリカモデルなの?」と疑われてもおかしくないレベルだと思います。
ちなみにインテリアまでは完全に本物に寄せるには限界があったそうですが、それでもオーナーのフェラーリ好きや車に対する愛情の高さが伝わってきます。
③:フェラーリF430(中身はトヨタ・セリカ)
こちらもかなり完成度の高いフェラーリF430のレプリカモデル。
細部を見ていくと、確かにレプリカっぽい雰囲気は伝わってきますが、ベースとなったモデルを当てることは難しそう。
なおベースとなったモデルはトヨタ・セリカ(Toyota Celica)とのことで、エンジンはリヤミドシップではなく、フロントボンネットの下に排気量1.8L VVTエンジンを搭載しています。
リヤバンパー形状はこんな感じ。
アフターパーツメーカーの安価なプラスチックやグラスファイバーを上手く活用することで、F430風のエクステリアに仕上げられているそうですが、フロントヘッドライトや丸形リヤテールランプは本物のF430のパーツを流用しているそうです。
2ページ目:本物そっくりなロールスロイスやベントレー、そして17年間作り続けたランボルギーニ・カウンタックのレプリカなどは?